私の通っていた「日本ナレーション演技研究所(日ナレ)」についてご紹介します。

評判よりも気持ち次第ですし、自分の能力を客観視しているか、主体的にみてしまうかでも意見は変わります

なので、ここでは「どのようなステップで技術を学んでいくのか」を詳しく紹介します。通っていたのは少し前になるので、現在とは違っているところもあるかもしれませんが、ご了承の上読んでみてください。



日ナレ内のコースについて

日本ナレーション演技研究所は基礎科本科研修科の3段階にレベルが分かれています。それぞれ週1コース(演技)と週3コース(演技・歌・・ダンス)があります。講師によって何を教えてくれるかは異なりますので、全クラス統一のカリキュラムはありません。(どの講師に当たるのかで、その年の学べることが決まったりもしますから、ちょっとした掛けでもあります。)

時折、クラスには既に所属が決まっている子や、デビューをして活躍中の子がいたりしますので、もし自分と同じクラスにいたら、モチベーションアップになりますし、そのクラスにはいい講師や生徒が揃っていたりもしまし、マネージャーや事務局が目をかけていることもあるので、1年間やる気を出して頑張ると自分にもいいことがあるかもしれません。

日ナレのレッスン内容について

レッスンの内容ですが、まず初心者向けの基礎科では、その名の通り、声優になるための基礎作りから始まります。「日ナレ体操」と呼ばれる体操は、演技をする上で必要な身体のストレッチや発声など身に付けることができます。日ナレ体操は上のクラスの先輩が教えに来てくれたり、ポイントが書かれた紙をもらえたりするので、家での復習もしっかりするといいでしょう。

その他にも「外郎売」や「あめんぼあかいな」などで滑舌練習を、床に寝転んで腹式呼吸をと、基礎訓練をていねいに学びます。
体づくりをまずは行い、そこからチュードと言われる即興劇を行って演技をする、自分の中から出していく、ということに慣れていきます。次に簡単なセリフや朗読などといった演技の基礎も学んで行きます。

本科では引き続き、滑舌や発声などの基礎練習を行います。それに加えて、舞台の台本を使ったレッスンがあります。これは舞台として1本仕上げて発表するわけではなく、声の芝居といえども声だけで演技をするのではなく、身体の動きの伴った演技が必要だということを学ぶためです。

当然、登場人物が一人ではないので、クラスの他の人と一緒に芝居を作り上げていくことも学びます。公園や公民館などを自主的に借りて練習する人たちもいたりまします。

マイク前でなかったり、アニメの台本でないのでがっかりする人もいるかも知れませんが、もともと声優は舞台俳優がアルバイトでやっていたという話もあるように舞台の芝居とも基本は同じです。声色を変えたり、口先だけの演技ではなく、自分がその人物になって実際に身体を動かし、セリフをいうときにはどう心が動いたかを学ぶことも大切なのです。

研修科では実際にアニメの映像と台本を使ったアテレコレッスンも行います。教室にマイクを立てて演技をするので、実際に現場に出たらどうすればいいのか、例えば、台本のページめくりはどうしたらいいのか、雑音を立てないように足音はどうするのか、服ズレの音はしていないか、背が低い人はどんな靴を選べばいいのかなど、どんなことに気をつけなければいけないのか、どんなことが必要なのかに気づくことができます。

初めての仕事の前に

その日に演技を行ったところをビデオに録画をして、あとで見ながら講師からのダメ出しや講評を聞きます。

またラジオドラマのレッスンもあり、配役を決めて1本のCDドラマに仕上げることもあります。さらにボイスサンプルを作るレッスンもあります。ボイスサンプルの原稿は自分で用意しなければいけないので、与えられた課題ではなく、自分から原稿を探して動く積極性が必要になります。また原稿を選ぶ中で、自分はどんな声優を目指せば活躍できるのかを考えるきっかけにもなります。

昔はいつまででもいられたようですが、今は上限があり、ひとつの科には最長で二年まで通うことが出来ます。全部で最長六年間まで通学することが出来ます

日ナレ内の進級審査について

そして、どの科でも年明けに一度、進級審査があります。この結果によって来年度に上級の科へ進級できるのか、それとも同じ科でもう一年学ぶのかが決まります。進級審査は一人ずつ、個別で受けます。普段使っている教室にパーテーションが立てられ、その向こうに審査員の机があり、だいたい3人ほどの審査員が座っています。

審査では自己PRやセリフ、エチュードなどを行います。前もって渡される課題と当日その場で渡される課題があります。また、この進級審査は関連会社への所属第一次オーディションも兼ねており、それぞれの関連事務所からマネージャーなどが見に来ることもあります。

進級審査でマネージャーの目に止まれば、二次審査への案内が来ますので、進級だけでなく、声優事務所への所属も兼ねているこの審査で気を抜くことは出来ません。

二次審査にはボイスサンプルとプロフィールなどを提出します。ボイスサンプルもプロフィール写真も自分で準備しなければならないので、初めての場合は少し大変です。

⇒ まだ資料請求をしていないならコチラ