舞台観劇は、テレビのドラマなどとは違って、ライブならではの緊張感や迫力が感じられる娯楽の1つで、一度足を運んで観劇すれば、その虜になってしまう事でしょう。

しかし、現在日本には数多くの舞台の公演が行われており、初めて舞台観劇をするという初心者の人はどの舞台を観劇すれば良いのか分からないという人も少なくありません。そこで、初めて舞台を観劇する人でも楽しめるおすすめの劇団を5つをPV付きで紹介します。

興味が湧いたら、是非チケット購入して見に行ってくださいね。

劇団新幹線

舞台観劇が初めての人でも楽しめる、劇団として有名なのが、 劇団新幹線です。元々は1980年に劇作家で演出家のつかこうへい作品「熱海殺人事件」にて旗揚げされた劇団でした。名前の由来は実家に帰省する際に新幹線を使っていたからという理由で、本来はすぐに解散するはずでしたが、思いのほか好評だった為、その後も活動を続け、オリジナル作品も行うようになりました。

古田新太らをはじめとした個性豊かな俳優陣がシリアスな演目からギャグテイストを織り交ぜた演目まで幅広い演目まで様々な演目をこなします。使用する音楽も独特で、一般的なミュージカルではあまり無い、ロックやメタルといった音楽が使用されており、時折ギターの生演奏などもあり、さながら音楽ライブのような様相になる事もあります。演劇が苦手という人でもとっつきやすいので、初めてプロの舞台演劇を見るという人でも、気兼ねなく楽しめる事でしょう。

TEAM NACS

TEAM NACSは、北海道の北海学園大学の演劇研究会で知り合った、森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真の5人によって構成されている劇団です。

名前の由来は、North Actors Club Speciaの頭文字を取った物ですが、先に決まっていたNACSという名前に意味を持たせるという理由で、半ばこじつけで決まった物でした。初公演は大学在学中のアマチュア時代の1996年からで、劇団新幹線と比べれば短いですが、前述したメンバー5人で10年近く公演を重ねているだけあって、非常に完成度が高い演劇に仕上がっているのが特徴です。メンバーそれぞれもテレビなどで活躍している人達ばかりで、5人の個性が良い意味でぶつかり合う舞台は圧巻の一言です。

その完成度の高さも相まって、人気はうなぎ上りになっており、今では全国公演のチケットは即完売という事も珍しくありません。

演劇集団キャラメルボックス

大所帯の演劇集団として知られているのが、演劇集団キャラメルボックスです。演目はSFから時代劇作品まで幅広いジャンルをこなしており、誰が観ても分かる・誰が観ても楽しめるモットーにしている演劇集団です。

元々は、1985年に早稲田大学の演劇サークル「てあとろ50’」出身の成井豊、加藤昌史、真柴あずきらを中心に結成された劇団でしたが、結成3年目にプロを目指して練習回数を増やし、年間3回~4回の公演を行うようになりました。その後着実に公演回数と観客動員数を増やし、年間4万人を動員するまでになりました。

基本的には、作・演出を担当する成井豊の作品を行いますが、今では創立当時のメンバーの真柴あずきも脚本を手掛けるようになり、共同執筆作品も多くなっています。

メンバーも毎年オーディションを行うなどして常に新しい血を入れているのも特徴です。そして何と言ってもその公演スタイルが独特で、1ステージ完全燃焼を基本精神に、1公演でステージ数を最多で50ステージもこなす程です。

柿喰う客

柿喰う客は演劇特有の虚構性を重視した躍動感溢れる舞台が特徴です。2004年から活動を開始し、2006年には正式にプロとして公演を行うまでになりました。脚本・構成・演出を手掛ける中屋敷法仁が生み出す世界観は常に観るものを圧倒しているだけではなく、「悩殺ハムレット」、「失禁リア王」など女優だけで演じるシェイクスピアの演目を行うなど常に進化を続けています。

加えて、他ジャンルのアーティストや前述した演劇集団キャラメルボックスなどとのコラボレーションにも積極的に取り組んでいる他、「こどもと観る演劇プロジェクト」や「高校生のための演劇プロジェクト」などを行い、あらゆる層に演劇の楽しさを伝える活動にも取り組んでいます。現在では、観客動員10万人を目指して日々活動しています。

ゲキバカ

最後に紹介するのは、ゲキバカという演劇集団です。ゲキバカは、1998年に日本大学芸術学部演劇学科の学生を中心に結成された演劇集団です。ゲキバカという名前の通り、演劇に愚直なまでに真っ直ぐに取り組む、そんな演劇集団で、ストイックな程に演劇に打ち込む事を信条としています。その演劇スタイルはとにかくゲキバカという名に恥じない程にエネルギッシュなのが特徴で、時にはダンスグループ顔負けのパワフルなダンスを披露してくれます。

演目は、仁義や友情などをテーマにした泣かせる演目もありますし、バカバカしくもどこかくすりと笑える演目も多いです。その根底には、奥深い王道エンターテイメントとしての演劇を追求したいという思いが感じられます。