普段から声を使って仕事をしている人にとって、喉は命ともいうべきもので、喉の調子には気を配っておきたいものですね。

喉の調子が悪ければ、持っているものの100%を出しきれないこともあります。

ここでは、喉にいい飲み物を中心に紹介するとともに、喉トラブルの対策もあわせて考えていきたいと思います。

喉トラブルの原因

喉が痛くなったり、声が枯れたり等はどうして起こるのでしょうか。

まず考えられるのは、乾燥によるものです。

冬場や、花粉の時期は室内も乾燥しやすい状態にあります。そうした時期には加湿器をとりいれる等をして、室内環境を快適に整える工夫もしておきたいところですね。

次に、風邪などのウィルスや何らかのアレルギーによって炎症を起こしているケースです。

この場合には病院に行って薬をもらうことが一番手っ取り早いのですが、自分でできる対処法もあります。喉の粘膜は乾燥によって炎症を起こしやすくなりますから、普段から喉の保湿を心がけましょう。

最後に声の出しすぎによることも考えられます。

声を使う職業の人は、どうしても声を出す機会が多くなりますから心配ですね。専門家の指導のもと、喉にできるだけ負担のないような声の出し方を習得することも必要だと思います。

また、常に喉の保温と保湿を意識して生活するようにしましょう。外出時には、濡れたガーゼを挟んだマスクを着用するのが効果的です。

喉の炎症を抑える、粘膜の保護、殺菌に効果的なもの

「朝起きたら、喉がイガイガする。」「こんな時に限ってどうしよう。」

そんな経験は誰にでも一度や二度はあるはずです。

大事な時の喉の風邪をいち早く治したい。

そんな時には、喉の炎症を抑えて、喉の粘膜を保護し、さらに殺菌までする必要があります。

まず、炎症を抑えるにはビタミンCが多く含まれる食材を摂取しましょう。

具体的にはレモンやミカン、きんかん等の柑橘類です。

柑橘類はそのまま食べてもいいですが、風邪をひいているときは食べにくいこともありますから絞ってジュースにしたり、紅茶に入れたりしても飲みやすいです。

面倒でなければ、「はちみつレモン」をつくって常備しておくことをおすすめします。

ホットにすればからだをあたためてくれる効果もありますし、作り方も簡単です。

しょうがやミント等のハーブと組み合わせれば彩りもよく、おしゃれな飲み物にもなります。

はちみつレモンの作り方は、まずレモンをきれいに洗って皮ごと薄くスライスします。

消毒した瓶にスライスしたレモンとはちみつを交互に入れていけばできあがりです。

冷蔵庫で保存して1日~1週間が飲み頃です。

保存中は瓶を一日に一度くらい、まぜたりゆすったりするといいでしょう。

冷蔵庫で保存するようにして、一カ月を目安に飲み切ってください。

暑い日には炭酸水で割ってレモンスカッシュにして飲んでもおいしいですよ。

はちみつのブドウ糖とレモンのクエン酸で疲労回復効果も期待できます。

また、ゆずにはレモンの3倍の効果があるといわれています。

ゆずが手に入るときは、レモンの代わりにゆずを使ったはちみつ漬けがおすすめです。

飲み物ではありませんが、大根にも炎症を抑える働きがあります。

大根飴というものがあるのをご存知でしょうか。

市販されていますから、興味がある人はぜひ試してみてください。

次に、殺菌作用のある飲み物を紹介します。

一般的なものは緑茶や紅茶です。

緑茶に含まれるカテキンには殺菌作用があり、ウィルスを撃退する効果がありますので風邪予防にもなります。

紅茶にも緑茶と同様の働きがあります。

しょうがを入れてジンジャーティーにするとからだをあたためる効果も加わってなおいいでしょう。

これら以外にも、ネギには抗菌、抗ウィルス作用があります。

「風邪をひいたときには喉にネギをまく」と昔からよく言われていますが、これにはきちんとした根拠があるのです。

ネギの殺菌作用と、まくことで喉の保湿作用とダブルの効果が期待できるまさに先人の知恵ともいうべき、非常に効率の良い方法です。

喉のためには避けたほうがいいもの

逆に喉を保護するために避けたほうがいい飲み物や食べ物はあるのでしょうか。

例えば、唐辛子などの刺激が強いものは避けたほうがいいでしょう。

同様に胡椒やお酢にも注意が必要です。

皆が大好きなチョコレートも、喉が痛いときには刺激が強く避けたほうがいいことがあります。

だたし、個人差もありますので絶対に食べてはいけないというわけではありません。

食べたいものを我慢してストレスになるのもからだによくありませんから、自分の体調と相談しながら上手にケアしていきましょう。

また、「冷えは万病のもと」といわれますが、これは喉についても同じことです。

そのため、冷たいものは取りすぎないようにしましょう。

暑い日はどうしても、キンキンに冷えた炭酸水が飲みたくなったりしますが、炭酸は刺激物であると同時に体を冷やす効果もあります。

元気な時であれば、それほど気にすることもないと思いますが、喉に多少の違和感がある状態であれば常温の水や白湯で我慢するようにしましょう。

アルコールやコーヒーも喉を刺激して炎症を悪化させる可能性があります。

神経質になりすぎずに、しかし、自分の声を労わって生活することができるのが一番いいことですね。