声優オーディションは様々な事務所で行われており、何を選考の中で行ったかとかどのような要素が求められるのかなどを実際に受ける人や別の事務所を検討している人は知りたがっています。そうした時におすすめなのが掲示板の利用です。

声優オーディションに関する掲示板では多くの事務所で行われている選考に関する書き込みをたくさん見ることができます。うまく活用すればプラスに働きますが、逆に気をつけなければならない部分もあります。声優オーディション掲示板が持つ両面の性質を知ってから利用することをおすすめします。

個人情報は書き込まない

まず利用する際の大前提ですが、個人情報を書き込まないことです。これはここだけに限らず様々な場所でも同じことが言えます。インターネット上で不特定多数の人に個人情報を公開することは多くの人が行き交う交差点で個人情報を書いたプラカードを持って立っているようなことです。

中には熱心な人もいるかもしれませんが、その多くは悪用してやろうと悪巧みをする人たちです。逆恨みをされる可能性もあり、せっかく合格できたにもかかわらずそのことを逆恨みされて全く身に覚えのないことを書き立てられて大変な思いをしてしまうことも十分に考えられます。

客観的かどうか見極めるポイント

そしてどのような情報が来やすいのか、その傾向をつかむことも知っておくべき部分です。例えば、合格者がどのようにして合格したのかそのノウハウを教えるような書き込みは実はそこまで多くありません。その理由として、合格をすると事務所から下手なことは書き込まないようにという指示を受けるからです。特に最近はネットに関するトラブルが多いために最初のうちに釘を刺しておくケースがほとんどです。

それでも教えてくれる人はいますが、かなりの少数派かもしくはウソをついている可能性もあるため、話半分程度で十分です。

ウソの情報を書き込む可能性はとても多く、それを証明できる人はほとんどいません。事務所で働く人が書き込んでくれればいいですが、そうなればさらに荒れることが予想されるためそうしたことはないですが、落選をした人の話などは真実味があります。

落選をした人はどのようなことをしたのかを書き、こうしておけばよかったというような反省も書きます。完全に事務所が悪いとばかりに悪口ばかりを書いている人も多いですが、その中には真実も色々と含まれています。こうした真実を拾い出し、事実であることを調べていけばだいたいの傾向はここからつかめます。

声優オーディションは毎年劇的に中身が変わるようなことはなく、オーソドックスなやり方で毎年続けられます。多少の設問の変化はあるにせよ、問われているものは大して変わりません。なので、掲示板に出ている情報と同じようなことをやっている場合もあります。

一方でこうした掲示板に敏感な事務所は常にチェックしており、どういう印象を与えたのかを気にしているケースも見られます。お互いにその内容を気にしているような形になってしまうとあまりいいことにはならないため、ある程度の情報をつかめば終わるまではあえて見ないようにするというのも大事です。

試験が終わった後などはどんな感じだったかをみんなが見ようとし、場合によっては自分のことを書き込もうとします。匿名で書き込めることがほとんどのため、バレることは少ないですが、注意をして書き込むことをおすすめします。

多くの人が不安を抱えながら利用をしていることが多いため、そうした人を逆撫でしないようにすることもマナーとして覚えておかないといけません。有益な情報が声優オーディション掲示板にはたくさんある一方、意味のない情報もあります。その取捨選択が非常に重要です。