聴者のメールを読むコーナーを設けているラジオ番組はたくさんあります。読まれたいという願望があって、何度も投稿しているけど一向に成果がないという人もいるでしょう。その場合はメールの書き方に問題があるのかもしれません。言い換えると、メールの書き方に少し気を付けるだけで読まれやすくなります。

目次

ラジオで読まれやすいメールの書き方

基本となるのは話題を広げやすい内容を書く

投稿者がどれだけ面白いと感じた内容であっても、そこから他の話につながらなければ採用してもらえる確率は低くなります。

なぜなら、メールはあくまでも番組のコンテンツとして使用されるからです。番組のパーソナリティをはじめとしたスタッフに、番組を盛り上げるコンテンツとしての価値があると感じてもらう必要があります。

これを考慮すると、面白い内容でなくてもパーソナリティとゆかりの深い内容なら採用されやすくなると分かります。自分本位に書くのではなく、パーソナリティの趣味や経歴などを調べてヒントにすると読まれやすくなるでしょう。

たとえば読書が趣味であるなら、流行している書籍を中心に据えた内容などが考えられます。料理好きであれば、旬の食材にまつわるエピソードなどが採用されやすいです。

なるべく略称や専門用語を使わずに書くことも大事なポイント

ラジオ番組の人気にもよりますが、メールを募集すると非常に多く送られてきます。100通以上に及ぶこともあり、事前にしっかりチェックしている時間はないケースも珍しくありません。したがって、流し読みであっても理解できる書き方をしなければなりません。

一般的でない略称を使ったり難しい専門用語を用いたりすると、それだけで分かりにくくなってしまいます。そのような言葉が出てきた段階で、最後までチェックすることなく対象外になる可能性が高いです。

ラジオ番組にはターゲットとしている年齢層が存在します。高齢者向けであれば、多少は難しい言葉を盛り込んでも採用されるかもしれません。

しかし、若者向けの場合はできるだけ平易に書かなければなりません。ターゲットの年齢層が幅広いと感じられる場合も同様です。中学生でも理解できる言葉を使って書くことを心がけてください。

素早く書きあげる

事前に募集しているケースも多いですが、生放送のラジオ番組では放送開始と同時に募集をかけるケースもよくあります。この場合は届いた順にスタッフが目を通して、使えそうなメールを確保していくのが基本です。

つまりメールが十分確保された後に送ると、採用されにくくなってしまいます。そのため、できるだけ序盤に送るのがおすすめです。

メールを書くのが遅いという人は、前もって準備しておくという手もあります。どのようなコーナーがあるのかを予想して、いくつかメールを作成しておきましょう。募集のテーマに合わせて手直しを加えて送るというスタイルにしておけば早く対応できますよ。