養成所に入所するためには、

書類審査と実技試験があるところが多いと思います。

 

提出する書類は適当に書かずに、しっかりと丁寧な字で書きましょう。

「字が下手だから・・・」と考えてはいけません。

 

しっかり丁寧に書いた字はちゃんと相手に伝わるものなのです。

書類にはこれまでの学歴や職歴などの経歴と、志望動機を記入します。

未成年の場合には保護者の同意欄にサインを求められることもあります。

書類の書き漏れで落とされることのないように注意しましょう。

 

そして書類審査で大切なのは添付する写真です。

どんなにキレイに上手く撮れていてもプリクラはやめましょう!

また携帯やスマホのインカメラで自分撮りした写真もやめましょう。

 

写真スタジオに行ってプロに撮ってもらえる場合は、

表情やポーズなどあなたに一番合ったものを引き出してくれますので、

お金に余裕がある場合は行ってみましょう。

プロに一味違った写真を撮ってもらい、自分の自信にしましょう。

 

友だちや家族に撮ってもらうのもいいと思います。

あなたが一緒にいて一番楽しい相手、

リラックス出来る相手に写真を撮ってもらいましょう。

 

それでもカメラを見ると緊張してしまうという場合は、

デジカメのタイマー機能を使って、自分で撮影してみましょう。

どんな表情や角度がステキに写るのか研究して、自信をつけましょう。

 

最近の声優は容姿も見られるポイントになってきています。

服装や髪型にも気を配りましょう。

 

過度なお洒落をするよりも、清潔感のある服装が一番です。

体型を隠してしまうようなダブダブの服やロングスカートはやめましょう。

帽子も顔に影を作って暗く写りますのでやめましょう。

暗い色よりも明るい色の服を着た方が、顔色がキレイに写ります。

 

バストアップの写真を取る場合は椅子に軽く腰掛け、

膝の上に白いハンカチを広げてみましょう。

ハンカチがレフ板代わりとなって、肌の色をキレイに見せてくれます。

 

また真正面を向いて座るのではなく、軽く斜めに腰掛け、

体を少しひねって前を向くとキレイなポージングになります。

 

全身写真を取る場合は、カメラを構えている人に

自分の膝くらいの位置から撮ってもらうようにしましょう。

足が長く、全身のバランスのいい写真を撮ることができますよ。

 

写真を撮るときは背景にも気を配りましょう。

ごちゃごちゃした背景で撮ってしまうと、

どんなにステキな表情をしていても、視線が散らかってしまい、

残念な印象を与えてしまいます。

 

なるべくシンプルな壁の前で撮るのがいいでしょう。

 

写真撮影で大切なのは、一番あなたらしい写真が取れることです。

変に凝った演出をせず、これからの可能性を感じさせるような

写真が撮れるといいですね。